お知らせ

おばあたちが 守ってきた 愛の帯

島ごとに素材や柄の特徴が異なる八重山の織物。ミンサー織り発祥の竹富島では、藍染めの絣で「いつ(五)よ(四)」まで仲睦まじくという柄を織った帯を愛しい人に贈っていました。

織りは島の自然からの贈り物

かつて女性たちは綿花や藍を植えたり、島に自生する植物から染料を取ったりして、島の色と柄を織りあげていました。今もおばあたちの手わざを大切に、織り続けています。

粟は島の大事な作物

水に恵まれない島で米の代わりに栽培されていた粟は、神様への供物にする大切なもの。おじいの教えを受けて、星のやの畑で栽培しています。

島の植物で作る生活の民具

竹富島では、暮らしに必要な道具のほとんどが各家庭で作られていました。農具から子どもの遊び道具まで、自生する様々な植物の特性を生かして民具を作りました。